伝統と格式の井口小もちつき
- 雪見だいふく
- 2022年12月6日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年2月17日
朝の冷え込みが厳しくなり、いよいよ年の瀬を感じ始めた中、3年振りのもちつきを井口小校庭にて開催しました。
今回はコロナ感染対策のため、つきたてのお餅をその場で食べるのではなく、お正月用に鏡餅を作ることにしました。当日は4年生から6年生までの子供達が参加し、二中生も手伝いに駆けつけてくれました。
青少対のご協力のもと、釜を校庭に設置しもち米を炊き出す作業から始め、まずは餅つきの準備を行いました。3年間のブランクは全くなく、ベテランさんのご指示のもとテキパキと準備は進みます。実は田舎の我が家でも昔は年末になると親族総出で餅つきをやっていたのですが、久々に見る光景に、伝統とはこうやって引き継がれるのだなと感慨深いものがありました。

それにしても4つも臼が並ぶ光景はなかなかないですね。準備万端のところで、4年生から登場です。もち米とうるち米の違いを知り、炊き出したもち米がもちになっていく様子に皆興味津々です。デモンストレーションを一通り見て、餅つき開始です。子供達はすぐに慣れ、上手についていました。中には初めての様子で戸惑う子、杵が重たそうな子もいたのですが、交代した後にもう一回やる?と尋ねると、例外なくやりますと言って頑張ってくれました(オヤジは強要してないですからね!)。やはり餅つきってなかなか経験できるものでなく、お正月が近づく雰囲気も感じられて楽しかったと思います(子供の頃、雪がちらつく極寒の納屋で手伝いましたが、あれはやらされた感はなかったですね)。

餅つきが終わると次は鏡餅作りです。大きな丸餅を二つ作って重ねます。何度も何度も餅をこねながら上手に丸餅を作っていました。つきたてを目の前に食べられないのは残念でしたが、街で売られている鏡餅のできる工程を、もち米から自分でついて作るのというのは貴重な経験になったのではないでしょうか。

ということで、子供も大人も日本の伝統文化を満喫しました。来年も引き継いでいきたいものです。ご準備いただいた皆様ありがとうございました。少し早いですが、お餅とともに良いお年をお迎えください!
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